インフルエンザワクチン始まりました

あ〜とうとう10月は1回もブログを書かないままに過ぎ去ってしまいました。
今日から11月ですね。
1週間ぐらい前までは梅雨のようなお天気だったのが、急に寒くなりました。
人間、環境の変化に弱いので、体調を崩される人が多いようです。

今日からインフルエンザワクチンの接種が開始になりました。
小児科さんは10月からやっているところもありますね。
徳島市が一部負担する高齢者の接種が今日からですので、当院の他の患者さんの接種も今日からとさせていただいています。
例年初日は結構沢山の方が来られますが、今年は控えめのようです。

ワクチンはいつするのがいいの?
今は早いんじゃないの?と言う質問をよく受けます。
難しい言い方になりますが、その年の流行が始まる1ヶ月以上前と言うのが正しい答えとなります。
ワクチンをして、効果がしっかり出てくるのに1ヶ月ぐらいはかかるからです。

では、流行がいつからか?
それは誰にも予測出来ません。
ただ言えることは、年末年始の人の移動を機会にどっと患者さんは増えます。
だからこの時を流行の開始とすると、11月末までには受けた方が良いことになりますね。
遅いよりは、早いほうが良い・・とも言えます。

ちなみに私と当院のスタッフはいつも11月1日に接種していましたが、ここ数年は少しルーズになっています。それでも10日ぐらいまでには終えることが多いです。
ワクチン1本で大人の患者さん2人分となっています。蓋を開けたワクチンは24時間以内に打つことになっていますので、診療が終わることに1人分余っている時に打つことが多いかな?

接種した日に特に制限はありません。
入浴はもちろん可です。ただし接種後1時間ぐらいは空けてください。
激しい運動は控えることとなっていますが、これは何故かと言うと、ワクチンを打った後で激しい運動をすると、ワクチンの吸収が早くなり、もし急性の副作用(ショックなど)が出る場合、その発言が急峻で重篤になる可能性があるからだと思います。
しかし、ワクチンを打ったあと30分程度は安静にして様子をみると言うことになっています。
この時間を過ぎれば、ワクチンの吸収は終わっていると考えられるので、その後に運動制限は必要無いと思います。
同じ理由で、注射部位を揉みすぎることも吸収を促進しますので、副作用が出た場合は良くないです。
打ったところは揉まずにそっと押さえる。それぐらいで十分です。

ですから、打ったあとは揉まずにそっと押さえて、30分程度は激しい運動はせずに様子を見る。
何かあったときに、院内で居ることはもちろんです。
これをクリアしていただけたら、後は普段通りで結構です。

こんなブログを書いたことだし、私も診療が終われば打つことにします。
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# by takahashi-naika | 2016-11-01 18:39 | 診療雑記

病気の種類について

ああ〜〜いつの間にかまた1ヶ月開いちゃいました。

気候の変わり目で寒暖の変化がある上に、台風が続いて気圧の谷が通っていくので、体調の悪い方が多いです。
お天気病と言うタイトルで大分前に書きましたが、人間の体は気候によって変動を受けます。
所謂ムチウチを経験した方ならわかるでしょう。お天気が悪いと調子悪かったと思います。
頭痛、めまい、肩こりなどがひどくなります。
血圧が不安定になったり、涼しくなったのが急に暑くなるとまたプチ熱中症のように、体がしんどくなる人が居ます。

パソコンにつなげてあるプリンタに置いてある紙は、天気が悪いとくたっとしています。天気が良いときはパリっとしています。加工物ですらそうですから、生体ではなおさらですね。
そうそう、髪の毛もそうでしょう。雨の日はぐにゃっとしちゃいますよね。

今日は少しまた違う観点から病気のことを書いています。
病気には器質的な病気と機能的な病気があります。
器質的と言うのは、例えば顕微鏡で見て組織に変化が起こるような病気です。
内視鏡で見て変化があったり、レントゲンで影が出ていたり、喉に膿が付いたり。そういう客観的に見てわかる変化のある病気ですね。

機能的な病気と言うのは逆です。
胃の調子が悪くて内視鏡をしても、何も無くて正常だった人は多いかと思います。
でも、調子は悪いんだ。もちろんそういう事は多いです。
頭が痛くて、CTを撮影したけど何も異常は無い。でも、頭痛はひどい。
毎朝仕事の前に下痢をする。でも、調べても何も無い。

消化管の動きが上手く行ってなかったり、血管が収縮したり拡張したり、気管支が痙攣したり。
そういう主に動きの異常から来るのが機能的な病気です。
精神的な要因が絡んでいることも多いです。

どっちの病気が多いと思いますか?
圧倒的に機能的な病気の方が多いです。

どちらの病気か見極める事がドクターにとっては大事なことで・・。
これはおおざっぱな言い方ですが、
機能的な病気は、良くなったり悪くなったりしますが、長い目で見ているとあまり変化をしていません。
器質的な病気は、適切な治療をしなければ、少しずつ症状が悪くなります。
ですから、ワンポイントで決めることは難しい。
だから、初めての診察の時に、これまでの経過をしっかり聞くとか、今後の経過を見ると言うことは大事なことなのです。
最初によく話を聞き、診察して、器質的な病気か、機能的な病気かを見極め、前者と思えば必要な検査をして適切な治療をする。後者と思えば、必要な治療をしながら経過を見る、検査は急がない。

そんな風に私は診療しています。
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# by takahashi-naika | 2016-09-27 10:15 | 診療雑記

今年の夏もどうにか越せて

全快の日記に、暑くなってきました・・と書いたのですが、
今回は、朝夕少し涼しくなりました・・と書くことになりそうです。
またまたご無沙汰しました。

もうじき8月も終わりますが、今年は例年にもまして暑かったですね。
雨もほとんど降らなかったし。
「今年の夏もようやく越せて」と思った人が多いのでは無いでしょうか?

夏や冬の気候の激しい時は、やはり体調を崩す高齢者の方が多く、お葬式もこの季節に多いのですが、
今年は当院に通われている方は、私の知る陰り大きく崩れた人も無かったようでホッとしました。

涼しくなり、稲刈りも終わると健診に来られる方が増えます。
健診に関しては、昨年に3回に分けて書いたので、詳しくはそこを参照していただきたいですが、大事なポイントを復習しておきます。

特定健診は、生活習慣病に対する健診です。
糖尿病にしろ、脂質異常症にしろ、高血圧にしろ、本来無症状の病気です。
今体の調子の悪い原因が、それで分かる確率は低いです。
調子の悪い方は、健診ではなく普通に診察を受けましょう。
調べる項目も違うし、何より医師の心持ちも違います。
(健診に来る人は、当然今は元気だろうと言う思い込み・・前提があるので)

大腸癌検診、前立腺癌検診、その他の癌検診は特定の病気に対するスポット検診です。
ひっかかった方は、精密検査を受けましょう。
そうしないと検診をした意味がなくなります。

特定健診は、絶食が望ましいですが、食事をしても健診は出来ます。
だから、食事をしてるからと言う理由で健診を止めないでください。

そして、例年数人居ますが、結果を聞きに来ない方。
結果を聞かない健診は、しなかったのと同じです。
必ず結果を聞きに来てください。


健診が終わると、11月からインフルエンザのワクチンが始まります。
そして冬の風邪の多い季節に入ります。
だんだん医療機関の忙しくなる季節です。

暑い夏を乗り切ったと思ったら、急に寒くなる時に体調を崩す人も多いです。
みなさんご自愛ください。

それでは、今日も元気で!
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# by takahashi-naika | 2016-08-30 11:45 | 診療雑記

暑くなってきました

またもや、1ヶ月以上開いてしまいました。
これではブログとは呼べませんね・・と反省。

雷も鳴らずに梅雨が明けましたが、痛いぐらい暑い日が数日あったけど、あとは湿度の高いあまり気分の良くない天気ですね。
湿度が高いと体調を崩す人が多いです。
エアコンはもちろんですが、それ以外の対策も色々立てましょう。

エアコンの使い方について・・これは別に医学的な話ではなく、私の個人的体験からの勧めですが、
あまり至近距離で体に当たったり、冷やしすぎは良くないですね。
部屋が冷えすぎていると、トイレに行くために廊下に出たとたんに暑さでめまいがして、なんてことになりそうです。

だから、戸を開けてエアコンを付けておけば良いと思います。
そうすれば、部屋も冷えすぎず、廊下に出ても温度差が無く暑い思いをせずにすみます。
廊下の戸で無くとも、隣の部屋との間を開けて、隣の部屋のエアコンを付けておくぐらいがちょうどでないでしょうか?色々と試してみてください。

そしてかかせないが水分摂取です。
汗で奪われた水分を補給しておかないと、体は水分不足になり、血液も尿も濃縮されます。
脳梗塞や尿路結石も起こりやすくなります。

では、何を飲むか?
お水やお茶だけではいけません。
汗には塩分が含まれています。大量の汗をかくことにより、塩分も失われているので、そこに水分だけを補給すると更に血液中の塩分濃度が薄くなり、からだがだるくなったり頭痛がしたりしてきます。
ですから、塩分と水分を一緒に補給する必要があります。
いわゆるスポーツドリンクは、塩分も含まれていますが、少なめで糖分が多いので、あまり勧められません。特に血糖値の高い人や肥満の人は注意をしてください。

熱中症や嘔吐下痢の時に飲むドリンクは、大塚製薬などから発売されていますが、そうでなくとも、水分と塩分を一緒に摂取すれば良いわけです。私のお勧めは梅干しかな。
昔から日本人は、夏に野外活動をする時には、梅干しのおにぎりと麦茶を持って行っていました。
朝、家を出る時に梅干し1個、昼食時にも1個、帰って来て1個と食べてみたらどうでしょう?
最近はやりの減塩ではなく、昔ながらの塩からいのが良いと思います。
社員に梅干しを配っている会社もあるそうですね。

それと、一番大事なのは、暑いところを避けると言うことです。
建設業など、どうしても避けならない人も居ると思いますが、高齢者が暑い時間帯に草抜きをして気分が悪くなり・・みたいなこともよくあります。
それと睡眠不足、アルコールもよくありません。
二日酔いの時などは、強い作業をしないように。そして監督者はそういう人を仕事から外すことも必要ですね。

暑い時期も、時間が経つと慣れてきます。
熱中症が起こりやすいのは、梅雨の終わりから夏の初めにかけてが多いのです。
ご注意くださいね。
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# by takahashi-naika | 2016-07-26 16:19 | 診療雑記

お薬手帳を忘れずに

う・・また前回の日記より1ヶ月以上開いてしまいました。
筆まめな方だと思っていたのですが・・マメに書かないとブログとは言えませんね。

プライベートや趣味の事を書くのは簡単ですが、仕事のことを書くのは難しい。
それが滞る理由かも知れません。

今日はお薬手帳のことを書きます。
院外処方の病院が増えて、お薬は薬局で貰うことが多くなりましたが、その時にお薬手帳と言うのを作ってくれますね。そしてそこには、いつ、どこの医者が、どんなクスリを処方したかをはりつけてくれます。

この狙いは、薬剤師が手帳でクスリを管理することにより、クスリの飲み合わせを管理したり、重複処方を防いだりすることが目的です。
例えば、こんな例があります。
風邪でA医院を受診しました。先生は風邪薬と解熱剤と、胃腸障害の予防として胃薬を出しました。
ところが、お薬手帳を見ると、その患者さんはB整形外科に普段かかっており、同じような解熱剤(この場合は鎮痛剤として処方されている)と、胃薬を処方されていました。
そこで、手帳を見たドクターは、解熱剤と胃薬はB整形のを飲むように指示して、自分で処方をするのを止めました。
ドクターがそれを見落としていても、手帳を持っていたら薬剤師がそれを見つけることが出来ます。
まあ、ドクターが見つけた方が、一手間少ないですけどね。

同じように、飲み合わせの悪いクスリの発見にも繋がります。

ですから、ここからが大事なところですが、
病院を受診する時には、必ずお薬手帳を持って行きましょう。
そして、手帳は必ず1冊にしてください。
行く病院によって、手帳を使い分けている患者さんがいますが、それではこの手帳を持つ意義は全く無くなってしまいます。

ドクターは、処方されているクスリを見たら、その患者さんがどんな病気で通院して居るか分かるものです。ですから、手帳は無言の紹介状のようなものです。

みなさん、忘れずに持ってきてくださいね。
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# by takahashi-naika | 2016-06-14 16:01 | 診療雑記

たかはし内科 院長 日々の診察雑記帳


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