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インフルエンザ流行はじまった感じです

日曜日があったので、今日が本格的に仕事始め・・と思いきや、いきなりスタッフの1人が急病。
新年度、欠員有りのスタートになりました。

毎年正月明けのこの時期は、結構暇なのです。
高血圧や、糖尿病など慢性疾患の患者さんは、もう少し後の受診になるように、12月に薬を処方しているので。

医療機関は、毎月10日までは忙しい。
レセプト(診療報酬明細書)の提出が10日で締め切りだからです。
当院は、きっちりスタッフも正月休みが取れていますが、職場によっては正月出勤してレセプト業務をするところもあるみたいです。

そんなわけで、裏の事務方作業は忙しくとも、診療業務はのんびりのスタートのことが多いのですが、今年は忙しい。まだ勢いのある感染性胃腸炎に加えて、インフルエンザの患者さんが急増してるからです。それ以外の発熱、感染症の方も多い。

お正月の間は人が動くし、色々スケジュール的にも無理することがあるんでしょうね。
急に寒くなったし。

感染症の季節です。皆様ご用心を。
最近のインフルエンザは、昔のように39度、40度の熱の方は少ないです。
38度台、37度台の方もいます。
自分なりに押さえているポイントは、「熱の割にしんどい方は、フルの方が多い」と言うことかな?
37度後半ぐらいでそれほど高熱ではないのに、その割にしんどい方、しんどいと言うのは身体がだるい、筋肉痛があるみたいな感じでしょうか?とにかく雰囲気でしんどい。
そう言う方は熱が低くとも、インフルエンザの人が多いように思います。

インフルエンザのテストは絶対ではありません。
今日陰性、明日陽性と言う事は普通にあります。
陰性だった方も、翌日になっても症状が改善なければ、もう一度鼻擦って貰いましょう。
2回陰性なら・・まず違う事が多いです。

まあ、あの検査、結構痛いですけどね。
私はやります、自分の鼻に突っ込んで。
この10年ぐらいまだ陽性に出たことはないんですけどね。

インフルエンザにしろ、風邪にしろ、一旦罹ったら数日かかると思って、慌てずにゆっくり養生してください。
いくら薬を飲んでも、養生し無い人は治りが遅いですね。
暖かくして、暖かい水分をたっぷり取って、汗をかく。
これが基本です。

それでは、また明日も元気で!
# by takahashi-naika | 2014-01-07 01:51 | 診療雑記

新年です

新年あけましておめでとうございます。

今年もたかはし内科、ひろこ漢方内科クリニックをよろしくお願いします。

当院は、毎年12月29日まで診療をしているのですが、今年は当日が日曜日のために28日が仕事納めでした。そして仕事始めの1月4日が土曜日なので、1日仕事してまた日曜の休み・・。
休み過ぎじゃ〜と言われそうですが、ご容赦ください。

開院の頃は、若さと体力に任せて、日曜日も仕事していたし、夜間、祝日も電話を取って診療していたのですが、薬局が院外になって、時間外は薬を処方しにくくなったり、電子カルテになって、診療体制を整えるのに時間がかかるようになったり、何よりも体力の低下を感じるようになり、現在の診療体制になった訳ですが、仕事には休みと言うメリハリが必要だと改めて実感するこの頃です。

まあ、休みと言っても、子どもがいたり、何より内科と言う診療科目の特性上、そんなに長期に休んだり、遠くへ旅行に行くわけにも行かず、家でゴロゴロしてる次第です。
と、そんなこと言いながらも、今年も大晦日と元旦に往診に行ってきました。
嘱託をしている施設の入所者さんが高熱→インフルエンザと判明→点滴と言う次第です。
1人で診察して検査して、点滴をして・・看護師が居れば半分の時間で済むところを倍の時間をかけて仕事をしていました。

そう言えばこの患者さん、昨年も正月に風邪で熱を出して往診したんだよなあ・・と懐かしく想い出したりして。
結局、休めるようで休めてないのが内科医の日常です。

今日は末っ子と一緒にボウリングの初投げに行ってきました。
正月のボウリング場は、料金は高いし人は多いし、スコアはメチャ悪かったし(まあ、これは正月とは関係ないんだけど)散々でした。

オヤスミも明日で終わりです。

皆さんはお元気でしょうか?
それでは、また今年も元気で!
# by takahashi-naika | 2014-01-03 01:49 | 診療雑記

贈り物

贈り物_a0310110_2375761.jpg
いつだったか、診察室の机の上にある、患者さんが作ってくれた造花を写真で紹介したことがありました。

同じ患者さんが、第二弾、第三弾を作ってくれました。
前作と同じように、パンフラワーと言って、粘土で作った造花です。
ちょいとネットで調べてみたのですが、もともとは、メキシコだったかどっかの人たちが、食べ残しのパンで作り出したもので、昔は食パンにボンドを混ぜて作ったりした時代もあったとのことです。
今は専用の粘土があるらしいですね。

この事実を知ってしまったからには「災害時に非常食になるんですか?」言うギャグは言えなくなりました。

前はバラの花でしたが、今回は柿の実と銀杏です。
栃の木の机とマッチしてわびさびの世界ですね。
シーサーやキティちゃんとも仲良くしています。

昨年は悲しいことがあって、落ち込んでいた患者さんがこれだけ元気になったのは嬉しい事です。

キティちゃんを作ってくれた患者さんは今入院中。
元気になって退院してくれることをお祈りしています。

徳島市内では、今日霙まじりの雨が降りました。
初雪です。

では、みなさん。
今日も元気で!
# by takahashi-naika | 2013-12-20 23:06 | 診療雑記

インフルエンザの診断

急に寒くなってきましたね。
それにつれて、ちらほらとインフルエンザの患者さんが出てきました。
11月の終わり頃から、ポツポツと居たのですが、全て大人の患者さんでした。
学校で流行り出すと一気に増えるんですよね。
先週の末ぐらいから、保育所、そして小学校で患者さんが出てきました。
でも、幸いなことに、もうじき終業式ですから、いったんは収束するかな?

インフルエンザは、漢字で書けば「流行性感冒」と言うぐらいですから、風邪の一種なんだろうけど、伝染力の強いこと、熱が高くて症状が強いことから、風邪とは違うとも言われていますね。

典型的な症例は、一般の鼻水、咳などの風邪症状の上に、高熱、頭痛、関節筋肉の痛みなどの全身症状が強いのが特徴です。ほんの10年ちょい前までは、こういう臨床症状から診断をしていました。まあですから、インフルエンザじゃ無いのにインフルエンザと診断された症例もいたと思います。

診断キットと言うものが出現してから、診断が正確になったと思われました。
しかし、この診断キットにも落とし穴があります。
全ての患者さんに陽性と出る訳ではないのです。
発熱が出現してから半日程度経たないと陽性率があがらない。
しかも100%とはなりません。

キットで陽性と出たら、インフルエンザであることは間違いないけれど、陰性の場合に絶対に違うとは言い切れないのです。
今日はテストが陰性だけど、明日は陽性だったと言う事はよくあります。
発熱してからの時間、鼻の穴の粘膜の潤い具合(あまり乾いていると出にくいように思います)、本人の検査に対する協力度(特に子供さんのばあい)など、色々な要因に左右されます

キットで陰性の人には、症状、経過、そして周囲の流行状況を鑑みて、陰性だけどインフルエンザとして治療をするのか、もう1日待って再検査をするのか。。、
このあたりが医師の判断のしどころです。
決してコンピュータには出来ないことですね。

今日は一人の年配の女性患者さんが来られました。
熱はまだ37度後半ですが、これから上昇しそうな雰囲気です。
お孫さんが3日前にインフルエンザと診断されたそうです。
そりゃ、うつったんだろうと考えるのが普通ですが、もう一人のお孫さんはテストしても陰性で、普通の風邪と診断されたそうです。
そんなんありえんだろう・・インフルに決まってるじゃん・・と心の中でブツブツ言いましたが、私がそのお孫さんの主治医ではないし、実際に患者さんを診察していないのでそれ以上はどうしようもありません。

この方のテストは陰性でした。
でも、私はタミフルを処方しました。
お孫さんの両親も熱が出てきているとか、そういう情報から総合的に判断したのです。

そして診療が終わる頃に、看護師が寄って来て言いました。
さっきの患者さんのテストが陽性に出ています。
一応判定時間は10分とか決まっているのですが、陰性だったキットを捨てずに置いておくと、暫くして陽性に出てくることが結構あります。
鼻を擦った綿棒の先に付着しているウイルスの量が少ないとそういうこともあるのではないかと想像します。
だから、当院ではキットは直ぐに捨てずに半日ぐらいおいてあります。

色々書いて長くなりました。
まとめましょう。

インフルエンザのキットは絶対ではない。
キットで陽性に出ればインフルエンザであることは間違いないが、陰性に出ても違うとは言えない。
翌日に陽性になることはかなりの確率である。
(特に、流行期になると、発熱してから受診するまでが早くなってくるので、そうなりがちです)
だから診断は、キットを参考にしながらも、症状や経過、周囲の流行状況を考えて慎重にするべきである。

あまり時間が早いとキットの陽性率が下がる。
しかし、インフルエンザの薬は、早く飲む方が効き目がよい。
そういうジレンマがあるんですけどね。

ドクターの中には、キットが陽性にならなければ絶対にインフルエンザの薬を処方しない人もいると聞きます。
もちろん、インフルエンザの殆どは、特別の薬を使わずとも5日程度経てば自然に治るし、薬には副作用もあるので慎重になるのはわかります。

しかし、私はそれはちょっとなあと思います。
それじゃあ、ロボットでもコンピュータでも診断が出来る。
陰性のものをいかに拾い上げるかが医者の力量だと思ってしまうのです。
# by takahashi-naika | 2013-12-19 00:49 | 診療雑記

内科開業医の風物詩

風物詩と書くと、何やら風流な感じがしますが、そういうものではありません。

私たち開業医の季節の流れと言うのはこんな感じです。

7月、8月は1年で一番お医者さんが暇な時期です。
9月も稲刈りが終わるまでは暇かなあ。
でも、ボチボチ患者さんが増えてきます。

10月、健診の患者さんが増えます。
以前の徳島市の成人病検診は10月が〆切りでした。
今の特定健診は、多くは12月の終わり頃までなのですが、昔の名残で10月までと勘違いされている方も結構多い。
それに少しずつ涼しくなるから、健診行こうかと言う方が増えます。

11月、急に患者さんが増えます。
インフルエンザの予防接種が始まるからです。
そして健診駆け込み受診の方も増えてきます。

12月に入ると、インフルエンザワクチンの人は更に増えます。
健診も少し減りますが、まだまだ駆け込み受診が多いです。
そして季節の変わり目の風邪の人が増えます。
今年はRSウイルスやマイコプラズマなど、咳の多い方が目立ちました。

私も咳の風邪、引いちゃったんですよね。
治るのに2週間かかりました。

で、12月に入ると同時に、ノロウイルスと思われる感染性胃腸炎が急増します。
今日も全滅の家族が居られました。
そしてインフルエンザもちらほらと出てきます。
ワクチンの人とインフルエンザの患者さんが同時に待合で居たりするんですよね。

1月に入ると、胃腸炎の人は少なくなり、インフルエンザがどっと増えてきます。
この流行が1ヶ月近く続きます。
で、2月に入り、インフルエンザが減ってくると、今度はロタウイルスと思われる胃腸炎が流行。
花粉症の人も出始める。

と、まあそんな感じで11月から花粉症の終わる5月の頭ぐらいまでが開業医の忙しい時期で、5月から9月の中旬ぐらいまでが暇な時期ですね。

そういう流れを知ると、じゃあ健診は暇な8月、9月に行こうとか、インフルエンザワクチンは、胃腸炎がはやり出す(かかっちゃうと注射の時期が後ろに伸びちゃうので)12月より前にしておこうとか、患者さんの方でも色々算段が出来そうですね。

と、言っても計算通りにいかないのが人間の体ですね。
そして人間の思考回路は変えにくい。
例年12月から2月の終わりぐらいまでは、戦場と言うか阿鼻叫喚の光景が繰り広げられるのです。

胃腸炎、流行りだしています。
皆さん、手洗いをしてくださいね。手を不用心に口に持っていかないようにしてください。

では、明日も元気で!
# by takahashi-naika | 2013-12-10 01:17 | 診療雑記

たかはし内科 院長 日々の診察雑記帳


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