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こんな時もある

爪を伸ばしてるのは、何か趣味に使うんですか?
年配の患者さんが爪を伸ばしているの見て尋ねたのは、半年以上前のことでした。

「ビーズを使って人形を作るのよ。今度持って来ようか?」と患者さんは、次の診察の時に可愛い犬や、キティちゃんのビーズ人形を何個か持ってきてくれました。

当院の電子カルテには、患者さんメモと言うのがあり、医師が自由に書き込めるようになっています。
「ビーズをしている。そのための爪」と私はそこに書き込みました。
患者さんから色々プライベートの話しを伺って、その時は覚えたつもりでも大勢の患者さんの話を聞いているうちに、間違ったり忘れてしまったりします。そうならないために、このメモは便利です。

私が座右の銘としている、医学関係の本に「医者の心得集256」と言うのがありますが、その中にこんな言葉があります。
「診察の時、患者さんと病気以外の話しを必ず一つしなさい。例えお天気の話しでも良い」
なかなか含蓄のある言葉だと思います。
そう言うわけで、私は忙しい日でも、何かしら患者さんと病気の話しとは違う話をしようと心がけています。

でも、もうこの患者さんとは話しが出来ません。
2ヶ月ぐらい前から体調を崩して入院していましたが、今朝お亡くなりになったと病院から連絡がありました。

貰ったビーズの人形は遺品になりました。
犬やキティちゃんたちは、何も知らずに私の机の上で笑っています。
これを見る度に、この患者さんのことを想い出すでしょう。

明日も元気でいきましょう!

こんな時もある_a0310110_1182726.jpg

by takahashi-naika | 2014-01-23 01:19 | 診療雑記

訪問診療の朝

定期的な往診は、普段の診療前に行っています。
往診に定期的??と思われるかも知れませんが、
慢性の疾患で、通院が困難な患者さんには定期的に往診をしています。
正確に言うとこれは「訪問診療」と言う事になり、保険請求の上でも、患者さんの急な依頼で行く往診とは区別されます。

朝の8時過ぎに家を出て、平均1人〜3人の患者さんを診察します。
人数が複数の場合は、家が近くないと難しいですね。
診察して、お薬は家族にとりに来てもらうと言うパターンです。

こうやって、長い方ではもう10年近く通っている方もいます。
けれど、多くの訪問診療の患者さんは、やはり亡くなっていく方が多いです。
何年も入院なしで過ごしている人、1年に1回程度は肺炎になって熱を出したりして入院する人など、色々ですね。

今朝訪問診療に出かけた方は、もう5年ぐらい入院なしで元気です。
元日が誕生日なので、またひとつ年を重ねて92歳になられました。

私に遅れること数年、この家に住み着いた野良猫がいます。
住み着いたと言っても、よほどの事が無いと家の中までは入ってこないらしいです。
玄関の前の日当りの良いところで、うつらうつらしています。
ご飯を食べるとどこかへ出かけて行くそうです。

最近慣れたのか、私がある程度近寄っても逃げなくなりました。
独身の頃に飼っていて、喘息になったので実家に預けた猫がいました。
私の両親にかわいがられて、推定年齢18歳ぐらいで数年前に亡くなりました。

同じようなキジ猫だったので、親しみがわくんですよね。
花子と言いました。
あっちの世界で元気にしてるかな?

と、言う訳でパチリと写真を撮りました。

では、明日も元気で!

訪問診療の朝_a0310110_18523712.jpg

by takahashi-naika | 2014-01-07 18:52 | 診療雑記

インフルエンザ流行はじまった感じです

日曜日があったので、今日が本格的に仕事始め・・と思いきや、いきなりスタッフの1人が急病。
新年度、欠員有りのスタートになりました。

毎年正月明けのこの時期は、結構暇なのです。
高血圧や、糖尿病など慢性疾患の患者さんは、もう少し後の受診になるように、12月に薬を処方しているので。

医療機関は、毎月10日までは忙しい。
レセプト(診療報酬明細書)の提出が10日で締め切りだからです。
当院は、きっちりスタッフも正月休みが取れていますが、職場によっては正月出勤してレセプト業務をするところもあるみたいです。

そんなわけで、裏の事務方作業は忙しくとも、診療業務はのんびりのスタートのことが多いのですが、今年は忙しい。まだ勢いのある感染性胃腸炎に加えて、インフルエンザの患者さんが急増してるからです。それ以外の発熱、感染症の方も多い。

お正月の間は人が動くし、色々スケジュール的にも無理することがあるんでしょうね。
急に寒くなったし。

感染症の季節です。皆様ご用心を。
最近のインフルエンザは、昔のように39度、40度の熱の方は少ないです。
38度台、37度台の方もいます。
自分なりに押さえているポイントは、「熱の割にしんどい方は、フルの方が多い」と言うことかな?
37度後半ぐらいでそれほど高熱ではないのに、その割にしんどい方、しんどいと言うのは身体がだるい、筋肉痛があるみたいな感じでしょうか?とにかく雰囲気でしんどい。
そう言う方は熱が低くとも、インフルエンザの人が多いように思います。

インフルエンザのテストは絶対ではありません。
今日陰性、明日陽性と言う事は普通にあります。
陰性だった方も、翌日になっても症状が改善なければ、もう一度鼻擦って貰いましょう。
2回陰性なら・・まず違う事が多いです。

まあ、あの検査、結構痛いですけどね。
私はやります、自分の鼻に突っ込んで。
この10年ぐらいまだ陽性に出たことはないんですけどね。

インフルエンザにしろ、風邪にしろ、一旦罹ったら数日かかると思って、慌てずにゆっくり養生してください。
いくら薬を飲んでも、養生し無い人は治りが遅いですね。
暖かくして、暖かい水分をたっぷり取って、汗をかく。
これが基本です。

それでは、また明日も元気で!
by takahashi-naika | 2014-01-07 01:51 | 診療雑記

新年です

新年あけましておめでとうございます。

今年もたかはし内科、ひろこ漢方内科クリニックをよろしくお願いします。

当院は、毎年12月29日まで診療をしているのですが、今年は当日が日曜日のために28日が仕事納めでした。そして仕事始めの1月4日が土曜日なので、1日仕事してまた日曜の休み・・。
休み過ぎじゃ〜と言われそうですが、ご容赦ください。

開院の頃は、若さと体力に任せて、日曜日も仕事していたし、夜間、祝日も電話を取って診療していたのですが、薬局が院外になって、時間外は薬を処方しにくくなったり、電子カルテになって、診療体制を整えるのに時間がかかるようになったり、何よりも体力の低下を感じるようになり、現在の診療体制になった訳ですが、仕事には休みと言うメリハリが必要だと改めて実感するこの頃です。

まあ、休みと言っても、子どもがいたり、何より内科と言う診療科目の特性上、そんなに長期に休んだり、遠くへ旅行に行くわけにも行かず、家でゴロゴロしてる次第です。
と、そんなこと言いながらも、今年も大晦日と元旦に往診に行ってきました。
嘱託をしている施設の入所者さんが高熱→インフルエンザと判明→点滴と言う次第です。
1人で診察して検査して、点滴をして・・看護師が居れば半分の時間で済むところを倍の時間をかけて仕事をしていました。

そう言えばこの患者さん、昨年も正月に風邪で熱を出して往診したんだよなあ・・と懐かしく想い出したりして。
結局、休めるようで休めてないのが内科医の日常です。

今日は末っ子と一緒にボウリングの初投げに行ってきました。
正月のボウリング場は、料金は高いし人は多いし、スコアはメチャ悪かったし(まあ、これは正月とは関係ないんだけど)散々でした。

オヤスミも明日で終わりです。

皆さんはお元気でしょうか?
それでは、また今年も元気で!
by takahashi-naika | 2014-01-03 01:49 | 診療雑記

たかはし内科 院長 日々の診察雑記帳


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