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カテゴリ:診療雑記( 73 )

骨検診のススメ

日本は世界に冠たる長寿国で、特に女性の平均寿命は世界一になりました。

平均寿命が長いと言っても、最後の方数年は病気で寝たきりと言うのでは、その価値も落ちてしまいます。
寝たきりにならずにどれだけ元気な状態で言われるかと言うのに、健康寿命と言う言葉があります。
健康寿命を短くする要因には、心臓病、脳血管障害、悪性腫脹などがありますが、転倒による骨折もその一つです。

特に女性の場合、閉経後には女性ホルモンが減る影響で、骨粗鬆症になっt骨が脆くなっており、
転倒することで、大腿骨頸部が、また尻餅をついたりすることで腰椎の圧迫骨折が起こり、
それが寝たきりの原因となることがあります。

それを予防するために、骨粗鬆症を治療することが必要です。
この病気の有病率は、閉経後の女性では、高血圧、闘病病などの生活習慣病よりも高いと思います。
と、言う訳で最近では、人間ドックでも骨粗鬆症の検査をすることが多くなってきました。

多くの施設では、前腕の骨、手の指の骨、踵の骨などを調べていますが、
当院では、この度、腰椎、大腿骨の骨密度を直接測定する器械を導入しました。

測定に要する時間は5分程度です。
ご希望のある方は受付で、または診察の時にお申し出ください。

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by takahashi-naika | 2019-12-07 15:48 | 診療雑記

今年の勇造ライブは70才記念フリーコンサートです。

毎年秋に、当院で開催されている、豊田勇造ライブ。
今年は、勇造さんの70才を記念して、フリーコンサート、つまり入場料無料のライブにしました。
無料だけじゃ無く、お茶に、カフェケストナーのお菓子と珈琲のサービスもいつも通りです。

豊田勇造さんは、京都生まれのフォークシンガー。
ボブディランに影響を受けて、ギターを持って歌い始め、その後レゲエに魅せられたり、タイに憧れてタイに済んだりしながら、ブルース、ロック、フォークに根ざしながら、強いメッセージ色を持った唄を唄い、
全国津々浦々の主催者の会場を回りながら、唄と旅の暮らしを50年近く続けています。

私は高校1年生の時に彼の詩に出会い、その後ずっと彼の唄を聞き続けてきました。
彼のように生きたいと思い続けて来ました。
その勇造さんも70才、10年間の60才の時に、京都の円山公園野外音楽堂で、6月6日、6時間で60曲を歌うフリーコンサートをやり、全国から2000人のファンが駆けつけました。(もちろん、私も行きました)。
その頃に冗談で言ってた、70才のライブを今年の7月6日に同じ円山公園野外音楽堂で、同じように全国からのファンを前にして70曲を唄うライブをやったのです(もちろん、また私も行きました)。

老いてこそロック!と唄う勇造さんが、これからも元気で歌い続けて、私たちも元気を貰い続けていけたらいいと思います。
連休の真ん中ですが、是非勇造さんの歌に触れてみてください。


今年の勇造ライブは70才記念フリーコンサートです。_a0310110_19045179.jpg

by takahashi-naika | 2019-10-31 19:05 | 診療雑記

主治医にとって辛い事

これまでお付き合いのあった患者さんと、その付き合いが切れるのは幾つかパターンがあります

まず一つ目。
患者さんが住所を変わるために、来れなくなる。
これは仕方ありません。
紹介状を持たせて、新しい主治医の先生に託します。
良い出会いがあれば嬉しいです。

二つ目。
患者さんが亡くなる場合。
これは淋しく辛いですが、人間はいつか亡くなるもの。
その過程に自分が患者さんの為に関われたのなら幸せです。
でも、上手く関われなかった場合は悔いが残ります。

三つ目
別の医療機関に受診されるようになったばあい。
ご無事だったと安心するとともに、自分がお役に立てなかったことに悔いが残ります。
もちろん、相性とか縁もあるでしょう。
でも、もう少し自分の方へ振り向いて貰う努力が出来なかったのか?
悔いが残ります。

四つ目
大きな病気を併発してしまい、通院が不可能になる場合。
例えば、高血圧や糖尿病で通院して居た患者さんが、心臓病や脳梗塞になり、
当院への通院が出来なくなった場合です。
これが一番悔いが残ります。

もちろん、病気になるのは、医者の能力不足だけではありません。
患者さん側の問題もあります。
でも、病気をよくする努力をあまりしなかった患者さんに、
どうしてもっと努力するように変えてあげられなかったのか。
もっと上手く誘導できなかったのか?
自分の治療法が間違っていたのか?
いつも考えてしまいます。

患者さんの心の変化と言うのがあって、
治療に対して、前向きになる時が来るまでは、ドクターが何を言ってもだめで、
ドクターの仕事は、如何に患者さんに病気に対して向き合って前向きになって貰えるようにするか、
それが唯一の仕事と言われています。
それには、病気の怖さを説明するだけで不十分でそれにプラス何かが必要なのです。

脳梗塞や心筋梗塞になって始めて、血圧や血糖値を気にする患者さんが居ます。
運良く小さな病気であれば、それがきっかけになって、食事を見直したり、タバコを辞めたり、お酒を止めたり。
病気になって良かったかもと言う考え方も出来ますが、
例え治っても大きな後遺症を残すことになると、ご本人も主治医にも悔いが残ります。
そして、そのために通院出来なくなって、患者さんにお会いすることが出来なくなれば、
主治医としてこんなに辛い事はありません。

そうならないためには、いかに患者さんにやる気になってもらえるか、
それには沢山の事をクリアしていかないといけません。
失敗する時もある、でもひとつひとつ前の山をクリアして行こうと思います。

通院して居た患者さんが最後の4つめの事情で当院へ来れなくなった、
そんな知らせを聞いて気持ちを新たにした1日でした。





by takahashi-naika | 2019-04-27 17:10 | 診療雑記

今朝の小確幸

高齢化社会が進む日本、そして徳島。
90歳以上の患者さんは大勢居ます。多くは女性ですが。
患者さんが90歳になった時に、一緒に記念写真を撮るようにしています。
プリントして差し上げると、多くの方は喜んでくれます。
私はいつも半分冗談、半分本気で言います。
「いつか、来たるべき時が来たら使ってよ」と。

その方は3年前に一緒に写真を撮りました。
今日の洋服はイマイチなので、今度着替えて着たら撮ってと言って
次回の診察時にブランド物の上着を着てこられた方でした。

今は93歳なのですが、昨年から大きく体調を崩しています。
きっかけはよく分かりません。
突然受診が無くなって、ご家族(その方も私の患者さんなので)に尋ねても
元気だから・・と言うお返事でした。色々病気があって、大事な薬も沢山あったのにと
心配していたのですが・・。

調子が悪いので往診に来てくれと依頼があってお家に伺った時には別人になっていました。
認知症も出て来たようで、私のこともよく分からない。ブツブツと独り言。
食欲が無く食べれてない、動けない。顔色悪く、手足は腫れていました。
私の事も全然わからないようでした。

お家ではどうにもならないので、入院。
退院しても、またすぐに入院。少し良くなると退院(認知症の管理が出来ないので)と言うのを
3回ほど繰り返し、お家の人も、年齢的にもう入院しても良くならない。デイサービスなどの施設も、
調子が悪そうだとすぐに帰らされたり、救急で連れて行きましょうかと言われるの困って、
相談の結果、悪くても目をつぶろう、最後の時まで出来るだけ家で看ようと言うことに落ち着きました。

退院して3回目の退院後2回目の訪問が今日でした。
行くと、ベッドから降りて床に座り、ベッドを背もたれにしていました。
お家の人が、何度も先生だよと声をかけてくれます。
介護をしてくれる息子さんの事はたまに分かるとのこと。
昨日から来ている遠くに住む娘さんのことは分かって無いとのことでした。

顔色も悪いし、血圧も低いし、あまり調子は良さそうではありません。
でも、暫くしているうちに、その患者さんは叫びました。
「わかった・・この人は私の大好きな先生じゃ〜」
そう言って私の方へ両手をさしのべてきました。そう、ハグの姿勢です。
私は思わず。思い切りハグをしてしまいました。恋人にするように、ほっぺたをすりあわせ、頭を撫でて
ありがとう、思い出してくれて・・と何度も言いました。
もともと涙腺が緩い私、年取って更にその傾向が強くなっていますが、不覚にも涙が出そうになりました。

たまたまだったのかも知れません。
電球が切れる前に、一瞬繋がるみたいに私のことを思い出してくれたのかも知れません。
次の往診の時には忘れているかも知れません。
いや、次の往診までに悪くなるかも知れません。

それでも良いのです。
こういう喜びがあるから、かかりつけ医の喜びがあるのです。

私の好きな村上春樹さんが、「小確幸」と言う言葉を使います。
小さくとも確実な幸せ・・文字通りです。
私にとっての小確幸はこういうことなのです。




by takahashi-naika | 2019-04-06 15:04 | 診療雑記

連休は嫌いだ

ここ数年、連休が増えて来ましたね。
そう、ハッピィマンデイと言う奴です。
日月と連休になって、土曜日も休みの人は3連休になると。
休みが続けば、遊びに行く人も増えて経済が活性化するのが狙い?

そんな単純なものなのでしょうか?
ライフラインに関する人など、日曜祝日も変わらず仕事をしなきゃいけない人は沢山います。
ハッピマンディなんて、公務員や大手の会社員が喜んでるだけでしょう。
政治家って自分でたいしたことしてると思ってますが、全体は見えてないんですよね。

私の仕事も、ライフラインではありませんが、人様の健康に関する仕事。
はっきり言って連休は迷惑です。
病院に来る人の多くは、月に1回、2回来るだけだし、そういう人には休診日はあまり関係ないでしょう。
でも、調子が悪くて、毎日来なきゃ行けない人も少数ではありますが、います。
そういう人には、日曜日の休みだけでも不安になるのに、連休なんて・・。

診療する私の立場からしても、週の後半に体調が悪くなった患者さんは、日曜日を睨みながら診療することになります。
週末までに調子が改善しなければどうしよう?1日休んでも大丈夫か?その前にどこかに紹介しようか?それとも休みの日にも来て貰おうか・・など
色々考えてしまいます。
そして、調子の悪い人だけでなく、調子の良い人にとっても、連休前後はその分患者さんが増えるので、待ち時間が増えて、不愉快な思いをさせることもあります。

じゃあ、先生は長期の休みは要らないの?海外旅行に行きたいと思わないの?とか思われるかも知れません。
正直に言いますと、この開業医、地域のかかりつけ医と言う仕事についた時に、そういう気持ちは捨てました。
調子の悪い人を置いて、長期の旅行に行ったりする方が、余ほどストレスなのです。
診療科目にもよるでしょう。皮膚科とか、眼科とか、あまり命に関わらない診療科の先生は、長期の休みに長期の旅行にお出かけする人も多いと思います。それはそれで、そういうライフスタイルなので、別に素敵な事だと思います。
でも、私は内科で、地域の開業医、かかりつけ医であることを選択したので、出来るだけ長期の休みは取りたくないと言うか、取らないと決めたのです。

まあ、そんなこと言っても、寄る年波、積年の疲れもあります。
日曜日の診療は数年前に止めさせていただきましたし、夜間の電話を取ることも止めました。
これも結構胸の痛む決断でした。まあ、在宅など一部の患者さんたちには、携帯番号をお教えしています。
お盆も、正月もGWも休みます。でも、遠くには行きません。在宅の患者さんから電話がかかって来たら、出来るだけ動けるように対処しています。
少なくとも電話を取る体勢だけは作っています。

5月の連休には、毎年野外フェスに行きますが、それも大阪なので、帰ろうと思えば帰ってこれる。
学会などの出張も、東京、大阪、京都ぐらいにしぼっています。遠いところへは行きたくありません。

そんな私にとって、今度の5月の10連休は気違い沙汰です。
本気でこれが良いことだと思ってる政治家を信用できません。
医療機関が月の3分の1休むって・・。ありえんでしょう。
まして、月初はレセプト作成期間で、事務の人は多分出て来ないとあかんだろうし。

そういう訳で、当院はGWの合間も、本来休みで無い30日、1日、2日の3日間は診療をします。
診療終了が夕方5時と少し早くなりますが、それは職員の事も考えました。
多分、普段当院にかかってない患者さんが増えると思いますので、新たなカルテの作成など時間がかかると思います。
ですから、このブログを読んでいる当院へかかってる患者さん達は、普段の診療、お薬などはこの期間にも開いてるから大丈夫と思わず、
連休の前後に来ておいてくだされば、私も嬉しいです。

仕事にはオンとオフの切り替えが大事なことは言うまでもありません。
でも、連休である必要は無い。ポツポツと祝日があればそれで十分です。

ハッピィマンディも止めろ、これ以上連休を作るな・・とこれが今日の主旨なのでした。





by takahashi-naika | 2019-03-04 17:48 | 診療雑記

新しい絆

自分が最期をどこで迎えるのか?
それは、その人の信条がまずありますが、
その時の身体精神状況、看護介護するひとたちの気持ちやマンパワーなどにも左右されます。

今夜は、1人の患者さんを看取らせていただきました。
癌の末期の方でした。70歳の後半。
長年、生活習慣病で当院へ通院してくれていた方です。
ですから、私も最期は看取りたかった。

でも、当初は、家族に迷惑をかけたくないので、入院して死にたいと仰ってました。
まだ、癌がわかり、治療をしても効果が無かったけれど、ある程度元気な頃です。
いよいよ、動けなくなった時に、もう一度尋ねた時には、何も答えはありませんでした。
でも、介護していたお嫁さんは、自宅で看取る覚悟をされているようでした。
そう、一番肝腎なのが、家族の覚悟なのです。
主治医と家族が納得すれば、大きな障害はありません。
患者さんは住み慣れた家に居たい。それは当たり前の感情です。

多くを訴えない方でした。
少しずつ血圧も下がっていたし、血液の酸素濃度も低下していたし。
しんどかっただろうとは思うのです。
食事が出来なくなっても、私は点滴をしませんでした。
本人の希望も無かったし、家族も私に任せてくれていたからです。
少しずつ、口に含ませてあげる。水分、スープ、アイスクリームなど。
家族がしてあげる、それが大事な事だと思うのです。

医者はオーケストラの指揮者のようなものです。
どんな編成にするか、どれだけの音を出すのか考えます。
私は今回、出来るだけ人数を最小限に、音も殆ど沈黙を演奏するような構成にしました。
訪問看護婦さんに、状態観察と患者さんの世話をお願いしました。
家族が休むことが出来るのと、私が状態を把握することが出来るからです。
もちろん、本人家族が望めば、点滴もするし、酸素投与もいたします。
でも、死を前にして、必要なものは最小限でよいと考えました。

夕方に、呼吸が止まりつつあると家族から連絡があり、往診に行きました。
時々目を開いて大きな息をしますが、その間は長い時間止まっていました。
まだ脈拍は触れていました。
家族には、今晩中にお亡くなりになると思うので、お別れをしてくださいと言って帰ってきました。
でも、多分すぐだろうなと思っていましたが、家族から連絡があったのは、日付が変わる直前でした。
寝たきりになって約3週間程度、介護する人の負担もギリギリ許容できる期間だったかなと思います。

自宅で看取るときはゆっくりです。
病院のように、心電図モニターも何もありません。
本当に心臓は動いてないのか、本当に息は止まっているのか、本当に対光反射は消失しているのか。
ゆっくり診断して死亡宣告します。緊張します。

患者さんは、痩せて小さくなっていましたが、点滴も、尿のカテーテルも入らず、
お嫁さんが着せてくれていた綺麗な寝間着を着て、自然な形で亡くなりました。

昨年9月に、やはり在宅で1人看取らせていただきました。
その方は90過ぎた高齢で、老衰でしたが、やはり入院、点滴などを希望されませんでした。
家族が振り向いたらもう事切れていたみたいな、自然な亡くなり方でした。

私にも限界があります。全ての患者さんを家で看取る自信はありません。
まず必要なのは、本人の希望、そして家族の覚悟です。
しかし、本人が望み、家族も希望されても、住所が遠い方などは対応出来ない場合があります。
ある程度病状がコントロール出来てないと、本人も周りも苦労することもあります。
そういう場合は入院をお勧めしています。

でも、長年お付き合いのあった患者さん、私の文字通り手の届くところにいる患者さんの最期を看取りたい。
それがかかりつけ医の願いであり、また務めだと思うのです。

「最期まで看取らせていただいてありがとうございました」
私はいつも最後にこう言って家族に挨拶をします。
家族の方も、「先生のおかげで家で看取ることが出来ました」と言ってもらえることが多いです。
こうやって、また絆が生まれます;

これが私の喜びでもあります。

画像は、当院の軒下のツバメの巣。
どうやら、赤ちゃんが出来たようで、小さな鳴き声が聞こえます。
親は一生懸命面倒を見ているようです。
死に往く者あれば、生まれ来る者ありと言う事で・・。

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by takahashi-naika | 2018-07-15 01:11 | 診療雑記

クリニックの軒下に

またまた更新が滞りました。
こんなに間が空いたらブログとは言えないかもですね。
本来筆まめなのですが、色々と公私に忙しく・・と言う事にしておいてください。

ところで、数日前から、ツバメがうろうろしてると思ったら、またクリニックの自動ドアの上に巣を作り始めました。
また、と言うのは数年前にも巣を作って、立派に完成したのにそのまま入らずにどこかへ行ってしまった事があるからです。
その後も毎年やってきてましたが、巣を作り出したのが久しぶり。

大きな軒があるので、風雨が当たりにくいと言う条件で選ばれているのだと思います。端っこじゃなくて、ちょうど軒下のど真ん中に作ってるから。
ツバメも小さな脳みそで考えているんでしょうね。
しかし、当院は人間の通行が多い、毎日巣の下を大勢の人が通るのはいかがなものか?おそらく前に断念したのも、そのことが原因かなと推察します。
日曜日あたりに来たら、良い場所と思ったのに、ウイークデーになったら、何じゃこりゃ?みたいな感じね。今回はどうなるのでしょう?
暖かく?見守りたいと思います。

もし、巣が出来て雛など生まれたときには、自動ドアの下を通るときにはご注意ください。
思いがけないプレゼントが上から降ってくるかも知れませんので。

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by takahashi-naika | 2018-06-05 10:42 | 診療雑記

春になりました

久しぶりのブログ更新院なります。
待っていてくれた方(そんな人居るのか?)すみません。
本来筆まめな性格なのですが、今年の冬はインフルエンザの流行など色々と忙しい事が重なり
ゆっくり仕事以外の文章を書く時間をもてないで居ました。

前回のブログを書いたのは秋でしたが、冬を通り越して今は春、桜が満開です。
1週間ぐらい前は、まだ3分咲き程度だったのが、今はもうどこもかしこも満開、
この週末は大勢の方がお花見を楽しむでしょう。

それと共に花粉も爆発したようで、私も数年ぶりに花粉症の薬を飲み出した。
それぞれの季節には、それぞれの季節の問題があるようです。

ここ数年、朝食の後で衛星放送で連続ドラマ、所謂朝ドラを見るのを楽しみにしていました。
昔の再放送と、それに続いて現在の放送が見えるのが嬉しいです。
今日がその最終回でした。古いのは「花子とアン」、新しいのは「わろてんか」。
朝ドラは、いつもはっぴぃえんどで、根っからの悪人が出て来ないので安心して見えます。
私的には、「ひよっこ」が最近の中では一番好きでした。

テレビを見るようになったのは、新聞を読むことが減ったから・・と言うか最近はほとんど読まなくなりました。
ネットで読めるからと言うような、新しい理由ではありません。
新聞の字を読むのが辛くなってきたからです。
数年前からの老眼、以前からの乱視、そして数年前からの網膜疾患などあり、小さい字、コントラストの弱い字が読みにくい。
白字に黒でくっきり印刷された字は読めるけど、新聞紙や文庫本のような少し茶色い紙だと見えにくいのです。
液晶リモコンの字など見えないし。
また調節力も弱く、夜中になるとパソコンの字も見えません。
新聞はルーペ眼鏡で読めば読めますが、あれも結構頭が痛くなります。
と、言う訳でテレビにシフトしてきたのです。
高齢者の方がテレビばかり見ていることが多い理由の一つがわかったような気がします。

そんな訳で、我が家の朝は朝ドラから始まります。
そして火野さんの「こころ旅」を見ながら、朝の仕事の準備に入ります。

少し遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。

写真は、近所の公園の桜、そして私の愛用している眼鏡達です。

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by takahashi-naika | 2018-03-31 14:34 | 診療雑記

人の移り変わり

当院は、今年で開業して20年を迎えました。
多くの患者さんと出会うことが出来て幸せだと思って居ます。

慢性の病気で定期的に受診をされる方。
調子の悪いときだけ受診をされる方
健診の時のみ来られる方

利用法は様々です。
もちろん、病院という場所は来ないにこしことはない訳ですから。

ずっと通ってきていた患者さんがしばらく来ないとどうしたんだろうと心配になります。
調子が良くなった・・はずはない(慢性疾患ですから)
家を引っ越した
知らないうちに入院した
病院を変わった
不幸な経過になった

色々考えても、知る手立てはあまりません。
特に、家族がいればまだしも、一人暮らしの高齢者の場合は。
家に電話してしても、他の病院に変わっていたりしたら相手も決まりが悪いだろうし。
そこまでするべき間柄かどうかも分かりません。

患者さんが多くなると、すぐに気づかない場合もあります。
先日も・・・ふと・・あれ??○○さんって最近来てないよなあと頭に浮かびました。
一人暮らしの高齢の女性でした。
一人しか居なかったお子さんが急逝し、その後ご主人が2年ぐらい前に急逝。
その後もお一人で、時々姪御さんが様子を見に行っていたみたいですが。
忘れることなく、キチキチと受診されてました。

カルテを見てみたら、最後の受診が1月でした。
最近、時々クスリを飲むのを忘れるようになって・・・とカルテに書いてありました。

お元気なのだろうか?
どこか施設にでも入ったのか?
色々考えますが、知る手立てはありません。
来てなかったことに、今まで気づかなくて申し訳無い・・
元気で居てくれたら良いんだけれど・・

そんな事を思いながら、今日も元気に仕事をします。




by takahashi-naika | 2017-10-12 10:45 | 診療雑記

診察室の絵を掛け替えました

梅雨の晴れ間の水曜日、みなさんお元気ですか?
と、言いつつ、今年の梅雨ってずっと晴れていますよね。
おまけに湿度が高くなくて、朝夕は寒いぐらい。
非常に過ごし易いです。夏の終わりまでずっとこうでも良いけどなあと思いつつ、
急にギャっと暑くなったりしないだろうなあと、戦々恐々です。
自分的には過ごし易いと思いますが、やはり人それぞれのようで、季節の変わり目はやはり堪えるのでしょうか?
今朝から「今日は体がだるい」と言う訴えの患者さんが何人かおられました。

病気と言うのは、時間軸を考えないとなかなか見極めが出来ません。
良くなったり悪くなったりしながらも、長い目で見れば大きく変わらないのは、大抵機能的な病気で
生き死にに関係するような異常ではありません。
逆に少しずつ、確実に悪くなっていくようならば、何か器質的な大きな病気が隠れている可能性があります。

ですから、昨日までは元気だったのに、今日は今朝からしんどい・・そういう訴えの方は
熱が出ているような特別な所見が無い限り、少し様子を見ないと何とも言えないと思います。
様子を見ると言うのは、医者の消極的な先延ばしの態度ではなく、積極的な観察なのです。

で、話題は全然変わりますが、診察室周りの絵を購入して掛け替えました。
病院の診察室ですから、当然あまり突拍子も無い絵や、刺激の強い物は駄目でしょう。
明るく、暖かく、癒し系の絵が中心になります。
そんな目で見ていて、ちょうど目に留まった作家さんが居たので、その方の絵を3枚買いました。
死んでしまった愛猫と、雪だるまさん(猫を愛する人の象徴と言うことです)の絵を沢山描いています。
また診察におこしの際に、ゆっくりと眺めてください。
この方の名刺に付いているこの猫の絵も欲しかったのですが、残念ながら既に他の人に貰われた後でした。

ちなみに、私の妻と、うちのスタッフの2人は、この雪だるまさんを見て「お地蔵様」と言いました。
皆さんはどちらに見えますか?

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by takahashi-naika | 2017-06-14 15:00 | 診療雑記

たかはし内科 院長 日々の診察雑記帳


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