不養生と言わないで

インフルエンザが流行り出しましたね。
ここ数日、当院でも数人の患者さんが出ています。
当初は成人でしたが、学童にも流行は広まったようです。
ちょうどこの地区を挟むように、地区の西側と東側の小学校で流行っている模様。
もうじきこの地区の子ども達にも来るのか、それとも終業式でいったん幕引きとなるのか?

重ね重ね言いますが、今年ワクチンを打つのが遅かった人、来年は11月半ばまでには打ちましょう。
早すぎて効果がなくなると言うことは絶対にありません。

で、今日は別の話。
「医者の不養生」という言葉があります。
これ、結構使われます。
たまに調子が悪いところを患者さんに見せると「医者の不養生ですね」って。
結構傷つきます。

多くのドクターは健康に気を遣っていると思います。
酒もタバコも節制し(医者の喫煙率は職業別にすれば最下位と思う)、調子が悪ければ早めに薬を飲んだり。自分もそうしています。

でも、それでも病気になるときはある。
そして病気になっても休めないからです。
本当は入院しないといけない重傷な状態なのに、注射を打ちながら診療してた先生も知っています。
心筋梗塞になって、日曜日に緊急で心臓のカテーテル検査、処置(ステント留置)をして、月曜日の午後から診察してた先生もいます。普通なら1週間程度会社を休んでってケースです。
多くの職員、患者さんを抱えた身では、病気でも休めない、それが実情。
決して不摂生ではないし、不摂生が元で病気になったのでも無いと思います。

鬼の霍乱・・のマシかな?
私が大学病院勤務の時に、虫垂炎になって手術して入院していたときに、当時の教授が言った言葉です。「鬼じゃない!」って思わず叫んでしまいましたが(笑)。

前置き長くなりました。
実は、私現在負傷中です。
大きな声では言えません(ってブログで書いてるけどさ)。
18日の夜にバレーボールの練習をしていて、ネットを張る支柱に背中から激突。
腰の骨を折ってしまったのです。正確に言うと、腰椎骨折。
それでも翌日朝から仕事をして、昼休みに近所のドクターにギプスを巻いて貰い、その後また仕事。
驚異的な快復力?19日の朝はベッドから起き上がるのに20分かかりましたが、今朝は20秒で起き上がる事が出来ました。今朝はまだすり足で20cmずつ歩いて居たのに、午後からはちょっと見腰が悪いとわからない程度に歩けるようになりました。

それでも、体幹に力が入ると痛い。
椅子に廃っていたり、立っていたりするときは良いのだけど、椅子からお尻がずれて体が斜めになるだけでも痛い(座面が滑りやすいので、お尻がつい前にいくのです)、立ち上がろうとして腰に力が入ると右の腰がピキッと痛みます。1人では靴下がはけません。咳をしても排便しても痛いです。
ギプスをしているので、ズボンのボタンが届きません。白衣を脱ぐと、結構あられも無い恰好(ズボンのボタンを外してずらしているオヤジ)になってしまいます。

まあ、遊びの最中の怪我なので、自業自得、
そんな事で仕事を休んだり出来るわけもなく、家族への負担も出来るだけ軽くと考えています。
でも、頑丈な私がたまに怪我したtり病気したりすると、家族が妙に優しくなるのが嬉しいです。
家族なのね・・と実感がわいたりね。

診療中、立ち上がったり、振り返って血圧計を取ろうとしたときに思わず顔がゆがんだりすることがあるかも知れませんが、どうぞほほえんで許してやってください。
決して「不養生」とは言わないようにね(笑)。
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by takahashi-naika | 2014-12-20 16:35 | 日常雑記

たかはし内科 院長 日々の診察雑記帳


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