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彼が泣いた訳

今日から明日にかけて、大型の台風が四国を直撃しそうです。
こんな日は、患者さんも少ないことが多いのですが、お盆前で薬が無くなると言う患者さんもおられて、予想よりは多くの人が訪れてくれました。

予防接種に入って来た12才の男の子が、泣きながら鼻をすすっていたので、この年になって予防接種が怖いのか・・と思っていたら、そうではなくて、待合に置いてあったマンガを読んで泣いていたそうです。

彼を泣かせた本はこの本でした。

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村上たかしさんの「星守る犬」。
私は見ていませんが、映画にもなったそうです。
ペットロスと言うよりは、中年男と犬のロードムービーと言う感じの話ですが、確かに最後は切なくなります。

で、この話続編があります。

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最初の話の冒頭と、続編の最後が繋がるんですよね。
二つ合わせて読むともっと泣けたりします。

純粋なペットロスの話がこれ。


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つい最近ペットを亡くされた方に読んで欲しいです。
巻末に付けられた岡野楓さんの文章もすばらしい。

待合室には、以前は週刊誌を中心に本を揃えていましたが、最近趣向を変えて、自分好みの本、患者さんに読んで欲しい糖尿病や死を見つめる本など置いています。

滅多にないと思うのですが、待ち時間が長いとき、これらの本を味わっていただけたら嬉しいです。
by takahashi-naika | 2014-08-09 11:00 | 日常雑記

たかはし内科 院長 日々の診察雑記帳


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