お天気病

朝夕涼しくて、少し秋めいてきましたね。
でも、日中は結構暑い。

気温の変化が大きかったり、気圧の変化が大きいと、体調を崩す人が増えます。
8月の最終週だったか、9月の最初の週だったか、台風の後で急に冷え込んだ日がありましたね。
その月曜日に来た高血圧の患者さんは、軒並み血圧が普段より高かったです。

一般に冬になって寒くなると、交感神経が緊張して血圧が上がり気味なりますが、それよりも暖かかった状態から急に冷え込んだ時の方が上昇が急だと思います。
人間の体って変化に弱いんですね。
ずっと寒いと、少しずつ適応して、血圧も落ち着いてきます。そういう時には、人間の体って強いなとも思いますが。

気温と同様というか、もっと激しく影響を受けるのが気圧のように思います。
人間、低気圧に弱い。
気圧の谷が通るとき、頭痛や目眩で体調を崩す方が増えます。
特に台風が通る前後とか。
目眩の患者さんって、来るな〜と思ったら、1日に何人も来るんですよ。

先日、診察室に置いてあるパソコンのプリンタを見ていました。
A4の用紙が差し込んであったのですが、湿気の多いせいか、くねっと二つ折りのように曲がってしまっていました。
翌日、晴天だったのですが、昨日くねっと曲がっていた紙は、背筋を伸ばしたようにピンとまっすぐでした。

加工してる紙でさえこうです。
まして、生きている人間では・・。

こういう状態を、私は「お天気病」と呼んでいます。
教科書には書いてないんですけどね、開業16年で見つけた経験とも言えます。
秋口に体調を崩す人が多いのも、夏の疲れが出たとか、秋の熱中症と呼ぶ人もいますが、まあ要するにお天気病です。気温や気圧の変化になかなか体がついて行かないんですよね。

あ・・夏の終わりから、秋の始めにかけて、体温がちょっと高くなる方が居ます。女性、若い女性に多いんですが。朝は何とか36度台後半だけど、午後になると37度を超える。でも高くても37度5分程度で自然に下がる。不明熱として色々調べても、何も病気は出てこない。そのうち熱は下がってしまう。毎年、何人かこういう方が居ます。これも季節病の一つかなと思っています。体温の調節をしている自律神経が少し調子が悪くて、0.5度程度、下駄を履いた状態になってるのじゃないかなあと。個人的推測ですが。

でも、心配は要りません。弱そうで強いのが人間の体。
ちゃんと適応していくようになっています。要する時間は人によって違うようですけどね。
皆さん、ちゃんと元気になりますよ。

と、言う訳で、明日も元気でいきましょう!
by takahashi-naika | 2013-09-20 23:42 | 診療雑記

たかはし内科 院長 日々の診察雑記帳


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