健診シーズンですね
2013年 09月 02日
暑かった夏も、台風の通過と共に、ようやく一段落でしょうか?
いや・・これから厳しい残暑が来るのか?わかりませんねえ。
9月から11月までは、医療機関にとって、所謂健診シーズンです。
いや、実は健診自体は7月頃から始まっているのですが、暑い時期はどうしても、皆さん足が滞ってしまうようです。涼しくなると少しずつ増えてきますね。
最近はややこしくなって、市町村がやるのは癌の検診のみとなっております。これはハガキでお知らせが来ます。
その中で町の診療所で出来るのは、大腸癌検診(便の検査です)、前立腺癌検診(血液検査です)となっております。胃がん検診(バリウムを飲む検査です)、肺がん検診(レントゲンを撮影します)は、コミセンや、健診センターでの集団受診となっています。
全部一緒にして欲しいと言う受診者の方も多いですが、それは制度上なかなか難しくなっているので、ご理解ください。
また、高血圧、高脂血症、糖尿病などの所謂生活習慣病は、市町村ではなく各保険者(国保とか、保険組合とか)が主体の特定健診となります。徳島県の国保の場合は、緑色の封筒に入って来る奴ですね。
特定健診は、絶食で来られるのが望ましいですが、食事をしていたら出来ないと言う事はありません。食事によって変わるのは、血糖値と中性脂肪の値だけです。糖尿病に関しては、HBA1cと言う食事によらない検査があります。
ちなみに、血糖値とHbA1cと言うのは、個々のテストと1学期の通信簿みたいな関係だと考えて頂けたら理解しやすいと思います。
11月に入ると駆け込みの健診受診が増えて医療機関は混雑します。即ち待ち時間が長くなります。
出来れば早い時期の健診受診をお勧めします。
今日はちょっと真面目な話しでした。
PS ちなみに、今回「健診」と「検診」と言う二つの言葉を使いました。
前者は、健康な人に何か病気がないかを調べるもので、特定の病気を想定していません。
これに対し、後者は特定の病気を対象に、その病気が無いかどうかを調べるものです。
まあ、受診する人にとってはたいした違いはないですが、トリビアとして覚えておいてください。
いや・・これから厳しい残暑が来るのか?わかりませんねえ。
9月から11月までは、医療機関にとって、所謂健診シーズンです。
いや、実は健診自体は7月頃から始まっているのですが、暑い時期はどうしても、皆さん足が滞ってしまうようです。涼しくなると少しずつ増えてきますね。
最近はややこしくなって、市町村がやるのは癌の検診のみとなっております。これはハガキでお知らせが来ます。
その中で町の診療所で出来るのは、大腸癌検診(便の検査です)、前立腺癌検診(血液検査です)となっております。胃がん検診(バリウムを飲む検査です)、肺がん検診(レントゲンを撮影します)は、コミセンや、健診センターでの集団受診となっています。
全部一緒にして欲しいと言う受診者の方も多いですが、それは制度上なかなか難しくなっているので、ご理解ください。
また、高血圧、高脂血症、糖尿病などの所謂生活習慣病は、市町村ではなく各保険者(国保とか、保険組合とか)が主体の特定健診となります。徳島県の国保の場合は、緑色の封筒に入って来る奴ですね。
特定健診は、絶食で来られるのが望ましいですが、食事をしていたら出来ないと言う事はありません。食事によって変わるのは、血糖値と中性脂肪の値だけです。糖尿病に関しては、HBA1cと言う食事によらない検査があります。
ちなみに、血糖値とHbA1cと言うのは、個々のテストと1学期の通信簿みたいな関係だと考えて頂けたら理解しやすいと思います。
11月に入ると駆け込みの健診受診が増えて医療機関は混雑します。即ち待ち時間が長くなります。
出来れば早い時期の健診受診をお勧めします。
今日はちょっと真面目な話しでした。
PS ちなみに、今回「健診」と「検診」と言う二つの言葉を使いました。
前者は、健康な人に何か病気がないかを調べるもので、特定の病気を想定していません。
これに対し、後者は特定の病気を対象に、その病気が無いかどうかを調べるものです。
まあ、受診する人にとってはたいした違いはないですが、トリビアとして覚えておいてください。
by takahashi-naika
| 2013-09-02 22:50