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加齢について思う事

またまたブログの間隔が空いてしまいました。
もう5月も終わろうとしています。
月日の経つのは速いですね(と、筆無精をごまかす)。

日本は高齢化社会に突入しており、男女ともに平均寿命は80才を超えました。
特に女性は80代の後半になっております。
平均寿命を過ぎたら、毎日が神様の贈り物。
そう考えて暮らしましょうと、私は患者さんによく言いますが、
冗談ではなく、本当の気持ちです。

年齢が進めば進むほど、加齢と言う問題がのしかかってきます。
この症状は病気なのか、加齢なのか?
それはどっちもイエスです。
本人の日常生活を損なっているものは、すべからく病気であり、
その病気の原因の中に加齢も含まれると言うことです。

患者さんの中には、その症状は年齢的なものですと言うと、
立腹される方がおられます。
私なら、怖い病気じゃなかったのだから良かったと思いますが・・。
医者の言い方にも問題があるのかも知れません。
誤解をしていただきたくないですが、年齢的な物だから、仕方ない我慢しろと言っている訳ではないのです。
それを認めた上で、どないか楽になる方法を考えようと言うことなのです。
けど、原因が加齢なのだから、元通りになるとは限りません。
いや、おそらくそんなことはないのでしょう。
その前提で、少し昨日より今日が楽なれば良いのではないか。
そう考えると気持ちも楽になると思います。

私は57才になりましたが、年齢を感じることは多いです。
白髪がほとんどないし、体格が良いので姿勢もよく見えるらしい。
ヒトからは若いですね・・と言われますが。
でも、自分の老化は誰よりもよく自分が分かっています。
目は老眼がかなりひどくなりました。夜になると眼鏡をかけてもパソコンの文字が見えません。
焦点が合わないのです。
コントラストの弱いものは見えません。エアコンの液晶など。
書物も、白い紙にくっきり黒字で印刷されていれば読めますが、黄ばんだ紙だとだめです。
右目の視力は、加齢性の病気で0.7ぐらいまでしか上がりません。
飛蚊症は40才の頃からあり、じっと観察すると何匹か飛んでいます。

耳は聞こえますが、健診で聴力検査をしたら高音域が聞こえていません。
でも、日常会話に支障の無い領域なので良しとしています。
時々キーンと耳鳴りがします。聴診器の音が聞こえないときが時々あります(何で??)

夜中にトイレに起きない日もありますが、2回ぐらい起きることもあります。
夜の1時に寝て、朝の6時に目覚ましをかけていますが、いつも目覚ましが鳴る30分前には目が覚めます。
目が覚めてもすぐに体が動きません。立ち上がると足首が痛くて歩けない。
でも数分すると動けるようになります。多分油が体に回ってなかったのだなと思います。
両方の膝は痛くて曲がりません。正座はもちろんですが、和式のトイレも使えません。
妻には凹脚になってきていると言われました。
これは若い頃からバレーボールで膝を酷使してきたツケだと思って居ます。
腰も痛いので、マーケットで小銭を落としたりすると、うつむいて拾えない。
痛い両膝を付いて拾わないといけません。妻に、後ろから見たら凹脚になってるねと言われた時は少しショックでしたが。

内臓の方を見ても、心臓の手術をしたのは前に書きました。
胃のしまりが悪くなってるせいか、げっぷがよく出るし、食べ過ぎると胸焼けがします。
虫垂炎の手術をしてから、便秘気味になり、数年に一度プチ腸閉塞のような腹痛発作が出ます。
誤嚥がひどく、特に朝、食べたり飲んだりしているときに話しかけられるとひどく咳き込みます。
寝ていて自分の唾を誤嚥して咳き込んで目が覚めることもあります。

長々と自分の体の老化現象を書いて失礼しました。
私の強みは、自分が医者なので、これからのことが病気ではなく加齢現象だろうと想像がつくところです。
だから、それほど悲嘆していません。
まあ、こんなもんだろうと。

アンチエイジングと言う言葉がありますが、あまり好きではありません。
若返る必要はないのですが、若々しくありたいとは思います。
でも、それは自然の流れに乗ってですね。
目がつり上がった森進一や郷ひろみより、垂れ下がってきた寺尾聰の顔の方が私は好きです。
あんな風になれたらいいなあと・・無理か・・。

だから、80才と言われる膝でバレーボールもボウリングもやってます。
まあ、行けるところまで行こうと。
目は片方見えているから良しとしよう。そのうちIPS細胞が使えるかも知れない。

90才になった自分がどんな風なのか、想像が付きません。
でも、両親がもうじき90才になるので、自分もそれぐらいまでは元気にいきたいと思って居ます。
医学も発達するので、今の両親の姿よりは若く居られるのではないか。
その年ぐらいまでは何とか楽しく生きて行けたらと思って居ます。

ぴんぴんころりと言う言葉があります。
普段通りに自然に生きて、寝込んだりせずに死にたい。
家族に迷惑をかけなくて済む。
理想的な死に方かも知れません。

でも、そうなるには、90才ぐらいまでに大きな病気をせずに元気でいることが必要です。
70才のヒトはぴんぴんころりでは死ねません。そんな事があれば突然死です。
現代の医学では、脳卒中や心筋梗塞ではそう簡単に死ねませんから、家族だって、もういいかとは言いません。
ですから、若い年齢でそういう病気になれば、
残りの長い時間を病気とともに生きることになります。
それもまた人生であり、その中でも元気で楽しく暮らせたら素晴らしいし、そのお手伝いをするのが医者の仕事だと思います。

さすがに90才超えてそういう病気になれば、体が持たないことも多いだろうし、医者も家族も濃厚な治療はしないでしょう。
ですから、90才までは元気に生きる。
そのためには、若い頃からの節制や、現在ある病気をしっかり管理することが大事です。

それでも、死ぬ前には家族や他人のお世話になります。
それは当然のことだと思います。
他人に迷惑をかけたくないというのは皆さん思われるでしょうが、それは迷惑でしょうか?
家族が死に逝く先達の世話をするのは当然だと私は思います。それを当然と思って貰えるだけの家族関係を築くべきだし、
家族だけでは大変な場合、家族の居ないヒト、面倒を見るひとが居ないヒトを社会が面倒を見るのは当然だと思います。
ただ、それが長くなるとお互い辛くなるでしょう。
だから、今を出来るだけ健康に生きる努力をすることが大事だと思うのです。




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by takahashi-naika | 2017-06-01 11:47

老いを受け入れる

先日、「平穏死のすすめ」や「親の老いを受け入れる」などの著書で有名な、長尾和宏先生の講演会に行ってきました。
正確に言うと、私が主催した講演会でした。医師会のドクターが対象の講演会でしたが、どちらかと言えば市民公開講座にしたら良かったと思うような内容でした。
一番最後に使われたスライドがYouTubeにアップされていたので、ここでも見えるようにしてみました。
年老いた両親を持っている子どもさんたちに見て欲しいです。



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by takahashi-naika | 2017-03-10 12:00

豊田勇造ライブ2013 無事に終了しました

10月13日、今年で12回目となる豊田勇造さんのライブが、ひろこ漢方内科クリニックの「はっぴぃ夢ホールで開催されました。

ずっと11回目だと思っていて、今年のライブのタイトルも「11回目のスタート」にしたのに、翌日に勇造さんと一緒にこれまでのポスターを眺めていて、12回目だったと気づいた次第。

勇造さんと逢うのは2年ぶりで少し緊張しましたが、駅の改札でいつものようにしなやかな勇造さんの笑顔を見て握手をした途端その心配も杞憂だったとことがわかりました。

今日のライブは、はっぴぃ夢ホールのこけら落としのライブでもあります。
ライブコンサートと言っても全て手作りです。
パイプ椅子を並べ、音響は宅急便で送って来たPAを勇造さんにセットしてもらい、ステージの後ろに幕を張り、観葉植物を並べました。

CDやTシャツなどの物品の販売コーナーや、珈琲コーナーも作ります。
徳島の有名珈琲店、「カフェケストナー」さんが、毎回やって来てくれます。ご自分もライブを楽しんでいるようです。

今までの常連さんが多かったですが、はじめて見る顔もちらほら。
勇造さんの弾くギターに驚き、人柄に惚れ、歌に心を揺さぶられたと思います。

1部はブルーのTシャツで、2部はエンジのTシャツに着替えて、普段より2曲多い14曲を歌って頂き、アンコールも2曲歌ってくれました。

最後はやっぱり代表曲の「大文字」。
リフレインの「さあ、もういっぺん、さあもういっぺん、火の消える前に」を全員で何度も繰り返し、歌った人みんな、心の中にある火を絶やさないように、リフレインを一緒に歌ったのでした。

年頃で、普段あまりリビングにも出て来ない娘が、ずっと手伝いをして音楽を聴いていたし、昔は勇造さんに付いて回って、帰る時には泣いていたりした息子は、塾を早く切り上げて帰って来たりして、ライブは家族が集まる場にもなったのでした。

翌日、愛媛へ向かう勇造さんを徳島駅のホームで見送りました。
いつものように記念撮影をして、握手をして別れました。
「また来年!」勇造さんはさわやかな笑い顔を私たちの心に残して去って行きました。

やっぱりライブは良いものです。
音楽を聴くだけではなく、何かを作り出す喜びがあります。
これからも勇造さんが歌い続ける限り、ずっとライブを続けていこうと思います。

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by takahashi-naika | 2013-10-15 00:42

健診シーズンですね

暑かった夏も、台風の通過と共に、ようやく一段落でしょうか?
いや・・これから厳しい残暑が来るのか?わかりませんねえ。

9月から11月までは、医療機関にとって、所謂健診シーズンです。
いや、実は健診自体は7月頃から始まっているのですが、暑い時期はどうしても、皆さん足が滞ってしまうようです。涼しくなると少しずつ増えてきますね。

最近はややこしくなって、市町村がやるのは癌の検診のみとなっております。これはハガキでお知らせが来ます。
その中で町の診療所で出来るのは、大腸癌検診(便の検査です)、前立腺癌検診(血液検査です)となっております。胃がん検診(バリウムを飲む検査です)、肺がん検診(レントゲンを撮影します)は、コミセンや、健診センターでの集団受診となっています。
全部一緒にして欲しいと言う受診者の方も多いですが、それは制度上なかなか難しくなっているので、ご理解ください。

また、高血圧、高脂血症、糖尿病などの所謂生活習慣病は、市町村ではなく各保険者(国保とか、保険組合とか)が主体の特定健診となります。徳島県の国保の場合は、緑色の封筒に入って来る奴ですね。
特定健診は、絶食で来られるのが望ましいですが、食事をしていたら出来ないと言う事はありません。食事によって変わるのは、血糖値と中性脂肪の値だけです。糖尿病に関しては、HBA1cと言う食事によらない検査があります。

ちなみに、血糖値とHbA1cと言うのは、個々のテストと1学期の通信簿みたいな関係だと考えて頂けたら理解しやすいと思います。

11月に入ると駆け込みの健診受診が増えて医療機関は混雑します。即ち待ち時間が長くなります。
出来れば早い時期の健診受診をお勧めします。

今日はちょっと真面目な話しでした。

PS ちなみに、今回「健診」と「検診」と言う二つの言葉を使いました。
前者は、健康な人に何か病気がないかを調べるもので、特定の病気を想定していません。
これに対し、後者は特定の病気を対象に、その病気が無いかどうかを調べるものです。


まあ、受診する人にとってはたいした違いはないですが、トリビアとして覚えておいてください。

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by takahashi-naika | 2013-09-02 22:50

たかはし内科 院長 日々の診察雑記帳


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